醤油、味噌などの発酵食品はイコール乳酸菌の歴史

乳酸菌の発見から現在まで

ヨーグルト

その高い効果から人気が高まっている乳酸菌。初めて発見したのはアントニ・ファン・レーウェンフックというオランダ人であると言われています。

さらに、その一種であるビフィズス菌が発見されたのは何と1899年と、100年程しか経ってないのです。それから現在に至るまで、世界中でこの研究が日々進められています。

何千年もの歴史を誇る発酵食品

遊牧地

乳酸菌が認知されたのは比較的最近ですが、実はその昔から人々の生活の中で乳酸菌のパワーは利用されてきました。

今から4000年から6000年前。遊牧民がミルクを持ち旅に出掛けたことからその歴史は始まったと言われています。容器に入れていたミルクを飲もうとすると、透明の液体と白い固体に分離しており、試しにこの固体を食べてみると独特の酸味があったことから、現在で言うヨーグルトのような発酵食品が作られ始めたそうです。

調味料も今程豊富でなかった昔、自然に独特の風味付けが出来る方法として食品を発酵させる方法が発展したというのもうなずけますね。

また、昔は今のように冷蔵庫などはありませんし、食品の保存技術が発達していませんでした。ですから、保存目的で乳酸菌のパワーを借りて発酵食品を作っていたのでしょう。

発酵と腐敗はどう違うの?

腐敗したりんご

食品をただ放置すれば発酵食品になる訳ではありません。微生物の作用によっては、私達の体にとって有害な物質が生成されることがあります。食品自体がすっぱくなり、有害物質が増加するので食べられなくなってしまいます。これを腐敗と言います。

一方、乳酸菌などの私達の体に有用な微生物の働きにより、独特の風味と有用物質が生成される現象を発酵と言います。食品の成分がより体に吸収されやすいよう分解され、高い健康効果が期待出来ます。ヨーグルトをはじめ味噌や酒、醤油などは代表的な発酵食品です。

現在はさらに発酵食品、乳酸菌に対する研究と食品の加工技術が進み、より高い健康効果を得るためのサプリメントや健康食品などが市販されるようになりました。これからも益々、乳酸菌とその働きが注目されていくことでしょう。

このページの先頭へ